猫も人間も病気にかかるのは同じで、ごくまれに猫を介して人にうつる病気もあります。
そこで人にとっても、猫にとっても、きれいな環境(室内)づくりはとっても大切です。
ここでは不衛生な環境下でかかってしまう可能性がある「病気」についてご紹介します。普段から、こまめにお掃除することが最良の解決方法です。
※ここでの情報は一応の目安とし、治療の際には、必ず獣医さんに相談してください。
きれいな環境づくりをしよう
人や猫に深刻なダニやノミとは?
ダニやノミは土がある場所にはどこにでもいます。
ダニやノミは人や動物(宿主)の二酸化炭素に反応し、室内へと運ばれます。
ダニの種類は様々ですが、室内にいるダニの多くはチリダニと言われるもので、ダニやノミは宿主に寄生し血を吸うと共に(猫にも人にも寄生するノミのほとんどがネコノミです)、人やペットの毛や垢、フケなどのホコリに集まり、ホコリに卵を産み付けたりもします。
このダニが死に、軽くなることで空気中を舞い、口や鼻から人体に進入して人にアレルギーをもたらすことがあります(ダニの糞も)ダニのいない家はいません!マメな掃除と、布団干し、これが最良のダニ対策となります。
また生きているダニやノミは猫に「脱毛」「耳疥癬」「ニキビダニ症」「外耳炎」「ノミアレルギー皮膚炎」「条虫症」などの病気をもたらす危険があります。さらに、外に出したときなどにノミのいる猫と少しでも接触すると、ノミは移ってきますので注意が必要です。
※薬などで、猫のノミやダニ対策をするときは必ずお医者さんに相談して、薬を処方してもらってください。
猫がかかるホコリ(ハウスダスト)などによる病気
室内のホコリ(花粉など、ハウスダスト内のアレルゲン物質)は「花粉症(アトピー性皮膚炎)」「結膜炎」「角膜炎」「気管支炎」「カシリウィルス症」などの病気をもたらす危険があります。
人がかかる猫アレルギーとは?
アレルギーは人によって原因が異なります。
猫アレルギーと言われるものは「猫の皮膚(垢)」によるものが原因と考えられていますが、抜け毛によってなのか、垢によるものなのか判断がつきにくく症状も様々です。アレルギーが心配される方は、お医者様に相談し、アレルギー反応をみてもらいましょう。
猫のブラッシング
猫は熱心に毛づくろいをします。猫は毛づくろいをすることで、皮膚に付く寄生虫(ダニやノミなど)を大幅に減らすと共に、体温の調節をしています。古い毛やもつれた毛を取り、コンディションの良い毛を保つことで、毛の中に断熱性のある空気の層を作り出し、体温の上昇を防いでいるのです。ブラッシングにより古い毛やもつれた毛を取り、毛並みを美しく保つことは大切な作業です。「毛球症」の対策にもなります。またブラッシングは「猫の皮膚(垢)」も同時に取ってあげたり、ダニやノミの寄生を防ぐ効果もあります。特に外に出してあげた後は、ダニやノミ(その他のホコリ)を室内に持ち込まないよう(ハウスダストを作らないよう)ブラッシングをすると安心です。
猫の脱毛とは?
ノミやダニも原因のひとつと言われています。
猫は生理的に毛が抜け変わりますが、病気のサインである場合もあります。局部的な脱毛などで、痒みやただれが確認された場合はお医者様にみてもらいましょう。
猫の耳疥癬とは?
ダニが原因と言われ、猫同士でも感染します。痒みにより耳をしきりに掻いたりします。
猫のニキビダニ症とは?
毛穴に入ったダニが原因と言われています。
目などが赤く腫れて、脱毛が見られる場合があります。進行すると膿が出たり、皮膚がただれたりします。
猫のノミアレルギー皮膚炎とは?
ノミが原因と言われています。
脱毛に加え、強い痒みにより、猫には大きなストレスがかかってしまいます。
猫の花粉症(アトピー性皮膚炎)とは?
ノミなどのハウスダスト(特に花粉)が原因のひとつと言われています。
痒みをともない、強く掻き出します。皮膚が炎症を起こしたりただれたり、脱毛が見られる場合もあります。
猫の外耳炎とは?
ダニが原因のひとつと言われています。黄色い耳垢が出て、ひどいとただれてしまいます。
猫の結膜炎とは?
ホコリや毛なども原因のひとつと言われています。目の周りに痒みや痛みをともないます。
猫の角膜炎とは?
ホコリや毛なども原因のひとつと言われています。強い痛みをともないまぶたが腫れたりします。
猫の気管支炎とは?
ホコリや花粉、タバコの煙や化学物質などのアレルゲン物質によりアレルギーを引き起こし、咳をしだします。ひどくなると呼吸困難になる場合があります。
猫のカリシウィルス症とは
ホコリやタバコの煙などのアレルゲン物質により発熱や食欲不振をもたらします。
猫の条虫症とは
ノミは「さなだ虫」を媒介することがあります。感染すると下痢や嘔吐などの症状が見られます。
猫の毛球症とは
基本的に飲み込んでしまった毛は消化されず、排泄されたり、吐き出したりします。
ところが、吐き出すことも消化されることもなく、体内に毛が溜まってしまうことがあります。(毛球症)。この症状が進むと、食欲不振や脱水症状を起こし、衰弱してしまいます。








